沿革 ――森巌寺の歩みと崇仁会の設立――
社会福祉法人崇仁会は、浄土宗八幡山浄光院森巌寺(東京都世田谷区代沢)住職を務める加藤昌康(当法人理事長)が中心となり平成25年に設立されました。
当会設立の母体となった森巌寺は、徳川家康の次男である結城秀康公の位牌を祀るため1608年(慶長13年)に建立された、400年余の歴史を有する由緒ある名刹です。境内には淡島明神が祀られ、「淡島の灸」「淡島の針供養」は、開山の清誉上人から代々の住職に引き継がれて、地域の人々の暮らしとともに、お寺の長い歴史に刻まれてきました。
また幼児教育については、下記年譜にあるとおり、いち早く大正期から日曜学校を開始し、戦後昭和27年には境内に淡島幼稚園を開園するなど、長年にわたり地域の幼児教育の核として大きな役割を果たしてきました。最近では、少子化が大きな社会問題となる中、これまでの幼児教育の実績を活かし、こどもクリニックの開設、認可外保育園の開所に相次いで取り組み、地域における子育て支援の幅を広げてきました。
社会福祉法人崇仁会は、森巌寺のこれまでの実績を土台に、子育て支援や高齢者介護などについて地域のニーズに即した社会福祉事業を展開するため設立されました。平成26年、その第一歩として、認可保育所「代沢みこころ保育園」を世田谷区代沢二丁目に開所しました。
年譜
慶長13年 | 「森巖寺」開山 開山の清誉上人が『淡島の灸』、『淡島の針供養』を始め、代々の住職によって受け継がれる。 |
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大正14年 | 「森巖寺葵日曜学校」開始 |
昭和20年 | 平日3•4•5歳預かり開始 |
昭和27年 | 境内に「淡島幼稚園」開園 |
平成14年 | 2歳児クラス開始 |
平成25年 | 「小さな森の保育園」開所 |
平成25年 | 「淡島こどもクリニック」開所 |
平成25年 | 「社会福祉法人崇仁会」平成25年11月認可 |
平成26年 | 認可保育所「代沢みこころ保育園」平成26年9月1日開所 |
平成29年 | 認可保育所「用賀みこころ保育園」平成29年4月1日開所 |
平成29年 | 認証保育所「小さな森の保育園」平成29年4月1日開所 |
令和2年 | 認可保育所「北沢みこころ保育園」令和2年4月1日開所 |
令和3年 | 認可保育所「葵みこころ保育園」令和3年4月1日開所 |
令和7年 | 認可保育所「代沢みこころ保育園分園小さな森の保育園」令和7年4月1日開所予定 |